読書で首が疲れる方へ|本・スマホを楽に見る工夫【大倉山】

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読書で首が疲れる、本やスマホを見ていると肩が重くなる。せっかくの楽しみの時間に、そんなつらさを感じていませんか。

こんにちは。横浜市港北区大倉山のうえき治療院、院長の植木秀美です。

10月9日、金曜日。読書の秋という言葉がありますが、本だけでなく、スマホで記事を読んだり、旅行や趣味の情報を調べたりする時間もありますよね。

夢中になって読み進めて、ひと息ついたときに首や肩の重さに気づく。そんなときは、体をほぐすことだけでなく、読んでいる環境も見直してみましょう。

読書で首が疲れるとき、姿勢だけを責めなくて大丈夫

「猫背だからいけない」「もっと背筋を伸ばさないと」と考える方もいるかもしれません。

ただ、力を入れて胸を張り続けることが目標ではありません。本の位置が低かったり、文字が見えにくかったりすると、体だけを起こしても読みづらさが残ります。

首や肩のつらさには、長く同じ姿勢を続けることなど、さまざまな要因が関わります。特定の姿勢だけで原因を決めつけず、「どんな環境なら楽に読めるか」を考えてみてください。

本・スマホを楽に見るための3つの工夫

1.顔を近づける前に、本や画面の位置を調整する

膝の上の本を見下ろしたり、机の奥に置いた画面へ顔を近づけたりしていませんか。

まずは、深くうつむいたり、首を前へ伸ばしたりしなくても読める位置を探しましょう。

本は書見台、スマホやタブレットは安定したスタンドを使う方法があります。すでにお持ちのものがあれば、置く位置や角度を調整してみてください。

ただし、高くすればよいわけではありません。あごを上げたり、画面を見るために肩をすくめたりしない、無理のない高さが大切です。

文字が小さくて近づいてしまう場合は、スマホの文字サイズや表示倍率も確認してみましょう。紙の本なら、手元が読みやすい明るさかどうかも見直すポイントです。

2.本を持つ腕にも、支えをつくる

「本を高く持てばよい」と思っても、腕を持ち上げたままでは、別のつらさが出てしまうことがあります。

机に前腕を置く、椅子の肘掛けを使うなど、腕を支えながら読める方法を試してみてください。

そのとき、肩が持ち上がっていないか、机へ体を大きく乗り出していないかも確認しましょう。

本や画面だけ、椅子だけを別々に考えるのではなく、座った状態で全体を調整することがポイントです。道具を買い足す前に、今ある机や椅子で変えられるところを探してみませんか。

3.「続きが気になる」ときほど、区切りを用意する

楽に感じる姿勢でも、ずっと同じ形で過ごさず、途中で姿勢を変える時間を入れましょう。

「この章を読んだら」「ひとつの記事が終わったら」など、ご自身が区切りやすい目印を決めておくのもひとつの方法です。

長い章や動画なら、終わりまで待たずに、途中で休んで構いません。本や端末をいったん置いて、立ち上がったり、室内を少し歩いたりしてみてください。

本からスマホへ持ち替えるだけでは、似た姿勢が続くこともあります。「読むものを変える」だけでなく、「体の使い方を変える」休憩を意識してみましょう。

ソファで読むのが好きなら、その場所に合う工夫を

机よりも、ソファでゆっくり本を読む時間が好きな方もいらっしゃると思います。

好きな場所をすぐに諦める必要はありませんが、座ったあとに体が大きく沈み込み、そこから首だけを起こして読んでいないか、一度確認してみてください。

短い時間で区切る、長く読むときだけ別の椅子へ移るなど、使い分ける方法もあります。

「いつも同じ場所でつらくなる」なら、その場所や読み方の説明が相談の手がかりになります。差し支えなければ、本や画面の置き方がわかる写真を見せていただいても構いません。

読書で首が疲れる状態が続くときは、ご相談ください

本の位置を変えてもつらい、読書以外の時間にも痛む、仕事や家事に支障がある。そんなときは、環境の工夫だけで我慢を続けないでください。

首や肩の症状には、首・肩の病気や目の問題などが関わる場合もあります。「スマホを見ていたから」と決めつけず、症状が続く場合や、腕・手のしびれを伴う場合は、整形外科などで確認しましょう。

痛みがある方向へ首を強く伸ばしたり、勢いをつけて回したりする必要はありません。今の状態に合う方法を確認することを大切にしてください。

うえき治療院では、楽しみたい時間も伺います

施術の際は、首や肩のどこがつらいかに加えて、どんな場面で気になるかを伺います。

  • 読み始めは平気でも、途中から首が重くなる
  • 紙の本より、スマホを見るときにつらい
  • 読書を終えて振り向くときに、動かしにくい

こうしたお話と、実際の体の状態や動きを確認しながら、施術や日常の工夫を一緒に考えます。

取り戻したいのは、単に長く座れる時間ではなく、物語に夢中になったり、好きなことを調べたりする時間かもしれません。

読書で首が疲れるからと、楽しみを我慢するだけになる前に。ご自身に合う読み方と体のケアを、一緒に見つけていきましょう。

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うえき治療院
院長 植木秀美

参考:日本整形外科学会「肩こり」、厚生労働省「情報機器作業」