肩こりだけが原因ではない?肘・手の違和感まで出る理由を大倉山の鍼灸師が解説

肩こりだけが原因ではない?肘・手の違和感まで出る理由を大倉山の鍼灸師が解説
こんにちは。
大倉山のうえき治療院、院長の植木です。
「肩はずっと悪いから、もうこんなものだと思っていました」
慢性的な肩こりや肩の動きにくさが続いている方から、よく聞く言葉です。
ところが今回のケースでは、肩だけではありませんでした。
最近になって肘周辺の痛みが出始め、さらに手を握った時にも、
「自分の手なのに、少し遠く感じる」
「握っている感覚がはっきりしない」
という違和感が出ていました。
こうした場合、肩だけを揉んだり、痛い肘だけを施術しても、十分に変化が出ないことがあります。
## 肩こりと肘・手の違和感はつながっていることがあります
首から出た神経は、肩から腕を通り、手や指まで伸びています。
そのため、首や肩周辺の筋肉が強く緊張した状態が続くと、腕や手まで違和感が出ることがあります。
もちろん、肘そのものに問題があるケースもあります。
大切なのは、
「痛い場所=原因」
と最初から決めつけないことです。
今回も、まず首、肩、腕、肘、手の動きと感覚を確認しました。
## 施術中にも動きを確認します
うえき治療院では、施術を最後まで行ってから確認するだけではありません。
途中でも、
「もう一度手を握ってみてください」
「腕を上げてみましょう」
「肩を後ろへ回してみてください」
と、身体の変化を確認します。
今回も鍼と電気刺激を使って首から腕にかけて調整した後、もう一度手を握っていただきました。
すると、
「さっきより握れる」
「手に感覚が戻った感じがする」
という変化がありました。
肩を後ろへ動かす動作も、施術前よりスムーズになっていました。
## 強い刺激ほど効くわけではありません
鍼灸施術では、刺激を強くすれば良いというものではありません。
今回も、神経の近くへ刺激を入れた際に、肘から手へ響く感覚が強く出る場所がありました。
そこで電気刺激の強さを下げ、身体が受け入れやすい程度に調整しています。
私は、
「効かせること」
だけではなく、
「その方の身体が受け止められる刺激量にすること」
も大切だと考えています。
## 長く続いている症状は、一度に全部変えないことも大切です
慢性的な肩の動きにくさでは、筋肉や筋膜の滑りが悪くなり、動かせる範囲そのものが狭くなっていることがあります。
施術によって一時的に動きが良くなっても、日常生活でほとんど動かさなければ、身体は元の使い方へ戻ろうとします。
そのため、
施術で動ける範囲を作る
↓
日常生活でもその範囲を使う
↓
次の施術でさらに調整する
という流れが大切です。
一度に刺激を入れすぎると、かえって施術後のだるさが強くなることもあります。
今回も身体の反応を確認しながら、「今日はここまで」としました。
## 肩だけではなく全身の疲労も確認します
今回は肩・肘・手だけではなく、腰や脚にも強い疲労がみられました。
ご本人は、
「脚はこういうものだと思っていた」
とのことでしたが、左右を比較すると筋肉の硬さに大きな違いがありました。
鍼でポイントを調整した後にもう一度触っていただくと、
「こんなに柔らかくなるんですね」
と驚かれていました。
実際に歩いていただくと、
「足が軽い」
「いつもよりスムーズ」
という変化も確認できました。
身体はそれぞれ別々の部品ではありません。
肩がつらい時でも、仕事量、睡眠、運動量、全身の疲労などが関係していることがあります。
## 大倉山で肩こり・肘の痛みにお悩みの方へ
慢性的な肩こりや肩の動きにくさがある方で、
肘まで痛くなってきた
手や指に違和感がある
パソコンやマウス操作がつらい
腕を上げにくい
肩を後ろへ回しにくい
といった症状が加わってきた場合、肩だけではなく首や腕まで確認した方が良いことがあります。
うえき治療院では、鍼灸・あん摩マッサージ指圧を用いながら、その日の身体の状態を確認し、施術途中にも動きの変化をチェックしています。
「長く続いているから仕方ない」
と決めてしまう前に、一度身体の使い方まで含めて確認してみてください。
大倉山のうえき治療院では、症状だけを見るのではなく、その方が日常生活で何に困っているのかまで含めて施術を組み立てています。

