痛みがなくなった後に、本当の身体づくりが始まる

folder未分類

本日の患者さんから、「今は痛いところがありません」と聞くことができました。

腰の痛みも、足のしびれもなくなり、日常生活の中で身体を気にする時間が大きく減ってきたそうです。「こんなに痛みがないのは久しぶりです」と伺い、私も本当にうれしくなりました。

さらに、以前お伝えしていたプールでの水中歩行も始められていました。まだ2回とのことでしたが、痛みが軽減したことで、「健康のために動いてみよう」と行動に移せたこと自体が大きな変化です。

一方で、痛みがなくなったからこそ、背中の硬さや股関節の動かしにくさ、身体を反らすことへの怖さが気になるようになっていました。

今回は、硬い筋膜ローラーを使用する際の体重の逃がし方を確認しました。ローラーが痛いと、無意識に身体を浮かせようとして姿勢が崩れます。肘、手、足に体重を分散すると、刺激の強さを自分で調節しやすくなります。

また、圧迫骨折の既往があるため、背中をローラーで直接強く押す方法ではなく、キャットアンドカウという四つん這いの運動を練習しました。

最初は背骨を反らそうとしても肘が曲がり、首だけが動いていました。しかし、肘を伸ばし、首と骨盤をゆっくり連動させると、少しずつ背中のカーブが生まれました。

ほんの少しの変化ですが、この「少し」が大切です。

身体は、急に大きく変わるわけではありません。安全な範囲で動き、できたことを積み重ねることで、少しずつ動き方を思い出します。

痛みがなくなることはゴールではなく、動ける身体を取り戻すためのスタートです。

施術によって痛みを減らし、ご自身の力で動ける身体へつなげていく。その両方を、これからも一緒に支えていきたいと思います。