分かっているのに動けない時は、やることを一つまで減らす

本日は、約半年ぶりにお越しくださった患者さんの施術を行いました。
鹿児島や徳島への移動に加え、その後は約2週間の海外出張も控えており、仕事も生活も非常に慌ただしい状態でした。
ご本人も、運動した方がいいこと、食事を整えた方がいいこと、体重を落とした方がいいことは十分に分かっていらっしゃいます。しかし、知識があることと、実際に行動できることは別です。
活動量が落ちた一方で、食事の時間は遅くなり、体重も以前より増加していました。膝には重さが出て、階段を下りる時につらさがあり、足全体にもむくみが見られました。
施術では、背中から首、骨盤周囲、太もも、ふくらはぎまで全身を確認しました。長時間の移動や座位によって硬くなっていた筋肉を緩め、下半身の重だるさやむくみが軽減するよう調整しました。施術後は、足の張りが和らぎ、全身にも緩みが見られました。
今回、生活習慣について多くのお話をしましたが、食事、運動、睡眠を一度にすべて変えるような指導はしていません。
まずは、水分をこまめに摂ることから始めていただくことにしました。
忙しい方ほど、喉の渇きを後回しにし、一度に大量に飲む傾向があります。しかし、身体の状態を整えるためには、少量ずつ継続して摂ることが大切です。
できていないことを並べると、人は動けなくなります。
今の生活の中で、確実にできることを一つ決める。その一つを続けることで、次の行動へ進める余裕が生まれます。
身体を変えるのは、完璧な計画ではありません。
小さくても、実際に行った行動です。

