痛みが落ち着いた後は「治療」から「メンテナンス」へ

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本日は、姿勢改善と身体の不調に対して12回の施術を継続された患者さんの、治療期間最終日でした。

初回の姿勢を確認した際には、首が前へ出て肩がすくみ、身体の左右差や重心の偏りが見られました。

施術を重ねるだけでなく、ご自宅ではストレッチピローや首のストレッチを続けていただき、インソールによる足元の調整も行ってきました。

また、今回は身体の施術と並行して、食事記録も継続していただきました。

当初は塩分や脂質が多くなる傾向がありましたが、食べた量を正確に入力し、ご飯や魚の分量を確認しながら調整することで、月平均の栄養バランスが大きく改善してきました。

最終日に初回と現在の姿勢写真を比較すると、首の位置が整い、肩が自然に開き、立ち姿もすっきりしていました。

患者さんからも、

「意識がすごく変わりました」

という言葉がありました。

治療の成果は、施術者が一方的に作るものではありません。

施術によって動きやすい身体を作り、ご本人が生活の中でその状態を繰り返すことで、初めて身体に定着していきます。

一方で、痛みがなくなったからといって、身体の癖が完全になくなるわけではありません。

仕事や家事、姿勢、食生活、運動量などによって、身体は少しずつ変化します。

歯の状態を保つために定期的な歯石取りや検診を行うように、身体も大きく崩れる前に確認することが大切です。

そのため、治療期間終了後は、月1回程度のメンテナンスをご提案しています。

メンテナンスでは、姿勢や重心、筋肉の緊張、関節の動き、セルフケアの方法などを確認します。

症状が強くなってから再び治療を始めるのではなく、小さな変化の段階で整えておくことで、日常生活への影響を少なくできます。

治療期間を終えられたことは、一つの大きな区切りです。

ここからは「治してもらう期間」ではなく、ご自身の身体を良い状態で長く使い続けるための期間になります。

患者さんと一緒にここまで変化を確認できたことを、とても嬉しく思います。