できない時は、施術で補えばいい

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本日は、左腰からお尻、ふくらはぎにかけて違和感が出ている患者さんの施術を行いました。

以前は左脚にしびれもありましたが、一度は落ち着いていました。ところが、自宅の工事に伴う片付けや荷物の移動、長時間の車移動などが重なり、10日ほど前から再び症状が出始めていました。

さらに、朝は4時半に起きて犬の散歩へ行き、不安症状のある娘さんを支えながら、家族の予定や手続きにも対応されています。

ご自身の身体だけに集中できる状況ではありません。

「お灸だけはやっています。運動はサボっています」

とおっしゃっていましたが、お灸を続けているだけでも十分です。

身体を確認すると、太ももの前側が強く張り、骨盤が前傾しやすい状態でした。腰からお尻、ふくらはぎへ負担が連鎖し、歩く時にも違和感が残っていました。

最初は刺激を抑えて施術しましたが、症状が残ったため、腰部と梨状筋周辺へ鍼通電を行いました。太ももやふくらはぎには筋膜ローラーも使用し、施術後には脚の張りが軽減しました。

生活が大変な時に、

運動してください。

痩せてください。

毎日セルフケアをしてください。

そう言われても、できない時はあります。

特に女性は、家事や仕事だけでなく、子ども、夫、親、ペットなど、自分以外のことを優先しなければならない場面が少なくありません。

そのような時まで、完璧な自己管理を求めると、セルフケア自体が新たなストレスになります。

帰り際、患者さんが、

「真面目にできる時はやって、できない時は先生にやってもらいます」

と話してくださいました。

それでいいと思います。

できる時は自分で整える。

できない時は、施術で補う。

一人ですべてを背負わず、必要な時に誰かの力を借りることも、身体を長く守るための大切な選択です。