セルフケアは「やる」より「効かせる」

今日は、
膝の痛みで通院中の方を
施術させていただきました。
初回の頃と比べると、
痛みはかなり落ち着き、
膝の曲がりやすさにも
変化が出てきました。
ご本人も、
「前より曲がる気がする」
とお話しされていました。
これは、
とても良い変化です。
ただ、
膝の痛みは、
痛い場所だけを見ていても
足りないことがあります。
膝は、
太ももやふくらはぎ、
お尻、骨盤、背中の影響を
受けやすい関節です。
今回は、
筋膜ローラーを使った
セルフケアの確認を行いました。
ふくらはぎ。
太ももの裏。
太ももの前。
外側。
内側。
そして脇。
膝の痛みなのに、
なぜ脇を行うのか。
そこには、
背中の広背筋という筋肉が
関係しています。
広背筋は、
腕や背中だけでなく、
骨盤の動きにも関係します。
脇や背中が硬くなると、
骨盤の位置が変わります。
骨盤が変わると、
太ももの筋肉が引っ張られ、
膝のお皿まわりにも
負担がかかりやすくなります。
つまり、
膝の痛みであっても、
膝だけを整えればよいとは
限らないのです。
セルフケアも同じです。
ただローラーをかけるだけでは、
十分に効かないことがあります。
どの場所に当てるのか。
どの角度で行うのか。
どれくらいの圧をかけるのか。
そこが変わるだけで、
身体の反応は変わります。
施術後は、
膝の曲げやすさや、
歩きやすさに変化が見られました。
治療院で楽になることも
もちろん大切です。
でも、
日常の中で自分で戻せる方法を
持っていることも大切です。
痛みを取るだけでなく、
自分の足を信じて動けるようにする。
そのために、
セルフケアを
効く形に整えていくこと。
それが、
長く動ける身体づくりに
つながると感じています。

