歩くと足が疲れる方へ|靴の見直し3つのポイント【大倉山】
歩くと足が疲れる。買い物や通勤の帰りには、足の裏や指のあたりがつらい。そんなとき、普段履いている靴の中はどうなっているでしょうか。
こんにちは。横浜市港北区大倉山のうえき治療院、院長の植木秀美です。
10月21日、水曜日。秋のお出かけを考えるとき、行き先と一緒に、何を履いていくかも決めておきたいですね。
久しぶりに出した靴や、厚手の靴下と組み合わせた靴。見た目はいつも通りでも、履いた感じが気になることはありませんか。
今日は、今ある靴で確認できる3つのポイントをご紹介します。歩くと足が疲れる原因はさまざまですが、足元の使い心地は、暮らしの中で見直せることの一つです。
1.歩くと足が疲れるときは、つま先とかかとを確認する
まずは両足に靴を履き、安全な場所で立ってみましょう。座って足を入れたときだけでなく、立った状態での当たり方を確かめます。
- 一番長い指が、靴の先に押しつけられていないか
- 小指の横や指の上が、窮屈になっていないか
- 少し歩いたとき、かかとが大きく浮いたり抜けそうになったりしないか
靴の長さだけでなく、横幅や指の上の空間も確認してみてください。普段と同じサイズの表示でも、靴の形によって履き心地は変わります。
買い替えるときも、両足で試着して歩くことが大切です。「いつものサイズだから」で決めず、今の足に合うかを見ていきましょう。
試着の段階で痛い靴を、我慢して履き慣らそうとする必要はありません。どこが当たるかを販売店に伝えると、形や幅を選ぶ手がかりになります。
2.靴下を合わせ、ひもやベルトを調整する
秋は靴下やタイツを替える機会もあります。同じ靴でも、組み合わせるものまで含めて履き心地を確かめたいところです。
試着するときは、その靴に合わせる予定の靴下やタイツを使いましょう。薄い靴下で試した靴を、厚手の靴下で履く予定なら、その状態でも確認してください。
ひも靴は、結んだまま足を押し込んでいませんか。履くときにひもを緩め、かかとを収めてから、足の甲が痛くならない程度に結び直してみましょう。
面ファスナーやベルトのある靴も、足が中で大きく動かず、締めつけで痛まない位置に調整します。
調整したら、少し歩いて確認します。締めれば締めるほどよいわけではありません。痛みやしびれが出る締め方は避けてください。
インソールを使っている方は、それを入れた状態で確認しましょう。指先や甲が窮屈になる場合は、靴との組み合わせについて担当の医療者などに相談してください。
3.その日の予定に合う靴を選ぶ
食事のために出かける日と、駅から歩いて何軒もお店を回る日では、足を使う時間が違います。
「今日は何を着るか」と一緒に、「今日はどのくらい歩く予定か」も考えてみませんか。
長く歩く日には、足に合い、普段から歩きやすさを確認できている靴を選びましょう。特別な日の靴は、移動の距離や過ごし方に合わせて使い分ける方法もあります。
予定を立てるときは、目的地に着くまでだけでなく、店内を見て回る時間や帰り道も含めて考えてみてください。
歩くと足が疲れるのが気になる方は、靴と、その日の歩いた量を一緒に振り返ると、相談するときにも伝えやすくなります。
「この靴で駅までは平気だったけれど、買い物の途中からつらくなった」。そんな短いメモで十分です。痛みが出ている日は、予定を短くするなど、無理のない過ごし方を選びましょう。
続く痛みを、靴だけの問題と決めつけない
靴の調整は、足のつらさを考える一つの入り口です。それだけで原因が分かったり、すべての症状が解決したりするわけではありません。
痛みを繰り返す、日常の歩行に支障がある、しびれや感覚の鈍さがある場合は、整形外科などの医療機関へ相談してください。
強い痛みで歩けない場合や、けがの後に足の変形がある場合は、靴を替えて様子を見るのではなく、速やかに受診しましょう。
糖尿病などで足の管理を受けている方や、治療用の靴・装具を使っている方は、担当の医療者の指示に沿って調整してください。
大倉山で、歩くときの困りごとをご相談ください
うえき治療院では、つらい場所と一緒に、生活のどんな場面で困っているかも伺っています。
「家の中では気にならないけれど、通勤の帰りがつらい」「友人と出かけたいけれど、歩く時間が心配」。具体的な場面が分かると、確認したいことも整理しやすくなります。
足のことが気になって、楽しみにしていた外出をためらっているなら、その気持ちも聞かせてください。必要に応じて医療機関での確認も含め、今の状態に合う方法を一緒に考えていきましょう。
まずは玄関で、今日の靴の収まりとひもを確認するところから。秋のお出かけを楽しむ準備に、足元の確認も加えてみてください。
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うえき治療院
院長 植木秀美
参考資料:
Guy’s and St Thomas’ NHS:足に合う靴の選び方
Bradford District Care NHS:靴の履き心地と用途の確認
NHS:足の裏の痛みと受診の目安

