身近な目の病気「ドライアイ」
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ドライアイは、その名の通り目の乾燥。肌の乾燥と違い、目の乾燥は自覚しにくい症状です。そこで今回は、ドライアイの症状やセルフケアをご紹介します。
ドライアイの症状
目の乾燥・眼精疲労感・目の奥の痛み・異物感・目のかすみ・風が当たると涙が出る・目が痛いなど、多岐にわたります。
ドライアイの原因は?
ドライアイは、瞬きの回数の減少や、目の表面から涙の蒸発を防ぐ油分不足で起きる「涙が物理的に少ないドライアイ」と、きちんと瞬きができていないことで起きる「涙が目の表面にきれいに広がらないドライアイ」にわけられ、ふたつが合併していることも多いです。
今日から自宅でできるセルフケア
・瞬きをしっかりする
コロナ禍もあり、スマホ・パソコン・テレビ・ゲームなどの出番が増えています。大人も子どもも、こういった画面に集中すると瞬きが減ってしまいます。目にとって瞬きは、ワイパーのような役割もあるので、ときどき意識的にきちんと目を閉じ、パッと目を開けて、しっかり瞬きをしてみましょう。
・目のホットマスクをする
目の表面の油分が減少すると、涙が蒸発し乾燥します。油分減少の原因はさまざまですが、油分を分泌する睫毛近くのマイボーム腺を清潔することが大切です。セルフケアとしては、温めた蒸しタオルを約10分乗せ、温かいうちに取って洗う温罨法(おんあんぽう)がおすすめ。ホットマスクは眼精疲労にも効果的です。
「たかがドライアイ、されどドライアイ」。セルフケアを実践してみるのも、ひとつの方法です。そして、気になる症状が続くようであれば、眼科を受診してみてください。