長時間の勉強で首や肩が痛くなる理由|整形外科で改善しなかった首肩痛のケース

こんにちは。
横浜市港北区大倉山のうえき治療院です。
今回は、首から肩にかけての痛みでお悩みだった患者様のケースをご紹介します。
同じように、
- 整形外科に通っている
- 薬を飲んでいる
- 電気治療を受けている
- でもなかなか良くならない
そんな方の参考になれば幸いです。
首や肩の痛みで来院された患者様
今回ご来院されたのは、首から肩にかけての痛みでお悩みの男性です。
整形外科では薬と電気治療を受けていましたが、
「なかなか改善しない」
という状態が続いていました。
さらに薬を飲んだ際に体調が悪くなった経験もあり、
「他に方法はないだろうか」
と奥様が調べてくださり、ご来院いただきました。
一番困っていたのは痛みではありませんでした
詳しくお話を伺うと、8月に試験を控えており、休日は10時間ほど勉強することもあるとのことでした。
首や肩の痛みが強くなると、
- 長時間座っていられない
- 集中力が続かない
- イライラしやすくなる
- 勉強効率が落ちる
という状況になっていました。
患者様がおっしゃった言葉が印象的でした。
「肩を取り替えられるなら取り替えたいですね」
それほど毎日痛みと付き合いながら過ごされていたのです。
なぜ長時間の勉強で首や肩が痛くなるのか
長時間の勉強やパソコン作業では、どうしても頭が前に出やすくなります。
この姿勢が続くと、
- 首の奥にある後頭下筋群
- 首の横にある斜角筋
- 肩甲骨周囲の筋肉
に大きな負担がかかります。
特に後頭下筋群は、目の動きや頭の位置を細かく調整する筋肉です。
長時間文字を追ったり、パソコン画面を見続けたりすると疲労しやすくなります。
その結果、
- 首の痛み
- 肩こり
- 眼精疲労
- 頭痛
などにつながることがあります。
今回の施術で確認できたこと
実際に首や体の動きを確認すると、
- 首を横に倒す動きの制限
- 肩甲骨周囲の強い緊張
- 背骨の回旋制限
がみられました。
また、痛みの強い場所を確認すると、
首の奥と肩甲骨の内側に強い反応がありました。
そこで今回は、
- 後頭下筋群
- 中斜角筋
- 肩甲背神経周囲
を中心に施術を行いました。
施術後は、
「首が回しやすい」
「肩が軽い」
「かなり楽になった」
という変化を実感していただくことができました。
施術だけでは根本改善にならない理由
施術後に患者様から、
「自分でもやらないとダメなんですね」
というお言葉がありました。
私はこの考え方がとても大切だと思っています。
施術によって筋肉の緊張を緩めることはできます。
しかし、
毎週10時間の勉強を同じ姿勢で続けてしまえば、
再び首や肩に負担がかかります。
つまり、
痛みの原因が生活習慣にある場合、
施術とセルフケアの両方が必要になります。
今回お伝えしたセルフケア
今回ご自宅で行っていただきたいものとして、
首の横にある斜角筋のストレッチをお伝えしました。
勉強中に首がつらくなってから行うのではなく、
つらくなる前に行うことがポイントです。
また、
- 目線を下げすぎない
- 肘を前に出しすぎない
- 30〜60分に一度立ち上がる
といった環境づくりも大切です。
運動不足も首肩痛に関係することがあります
お話を伺う中で、
以前はマラソン大会に向けて練習していた時期は今ほど首肩の不調がなかったそうです。
現在は試験勉強が優先となり、運動量が減っています。
もちろん無理に走る必要はありません。
しかし、
ウォーキングや軽いランニングなど、
体を動かす習慣があると血流が改善し、首や肩の緊張も緩和しやすくなります。
まとめ
今回の患者様は、
整形外科で大きな異常は見つからなかったものの、
長時間の勉強姿勢によって首や肩に大きな負担がかかっていました。
首や肩の痛みは、
単なる肩こりではなく、
身体からの「負担が限界に近づいていますよ」というサインであることも少なくありません。
痛みを我慢しながら頑張り続けるのではなく、
やりたいことを続けられる身体を作ることが大切です。
もし、
- 長時間のデスクワークで首が痛い
- 勉強すると肩がつらくなる
- 整形外科に通っているけれど改善しない
- 薬に頼り続けることに不安がある
そんなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
うえき治療院では、その場しのぎではなく、再発しにくい身体づくりをサポートしています。

