「僕たちも探します」その一言に涙が出そうになった理由

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こんにちは。
うえき治療院の植木です。

今日は、何気なく見ていたテレビで心が動いた出来事について書いてみようと思います。

「僕たちも探します」

迷子になった女の子を探しているお母さんがいました。

近くにいた学生さんたちに、

「この子を見かけませんでしたか?」

と声をかけたそうです。

すると学生さんたちは、

「僕たちも探します!」

と言って、一緒に探し始めました。

そして10分ほど後。

無事に女の子は見つかり、お母さんは涙を流しながら感謝を伝えていました。

テレビで見れば、ほんの数分の出来事です。

でも私は、その場面を見ながら涙が出そうになりました。

なぜこんなに心が動いたのだろう

最初は自分でもよく分かりませんでした。

迷子が見つかったから?

優しい学生さんたちだったから?

もちろんそれもあります。

でも少し時間が経って気づきました。

私は学生さんたちの

「僕たちも探します」

という言葉に反応していたのだと思います。

子どもの頃の私

私は子どもの頃、両親がとても忙しく働いていました。

愛情がなかったわけではありません。

ただ、お互いに余裕がなく、毎日を生きることで精一杯だったのだと思います。

だから私は、

寂しい気持ちや不安な気持ちを感じても、

その気持ちを置いていかないと前に進めない時期がありました。

今振り返ると、

本当は

「大丈夫?」

「どうしたの?」

「一緒にやろうか?」

そんな言葉をかけてほしかったのかもしれません。

身体は覚えている

治療の仕事をしていて感じることがあります。

人は頭では忘れていても、

身体はちゃんと覚えています。

理由もなく涙が出そうになったり、

なぜか胸が苦しくなったり、

ある出来事に強く心が反応したり。

それは今起きている出来事だけでなく、

過去の経験や感情が関係していることがあります。

今回の私はまさにそうでした。

テレビのワンシーンを見ながら、

昔の自分の気持ちが静かに顔を出したのだと思います。

「気づいてほしかった」

その時に浮かんできたのは、

「辛かったよね」

「寂しかったよね」

「気づいてほしかったよね」

という気持ちでした。

そして不思議なことに、

その気持ちに気づけたら少し安心したのです。

今の仕事につながっていること

私は現在、治療家として仕事をしています。

身体の痛みや不調で来院される方の中には、

「病院では異常なしと言われた」

「誰にも分かってもらえない」

「頑張ることが当たり前になっている」

そんな方も少なくありません。

私は症状だけでなく、

その方がどんな毎日を過ごし、

どんな思いを抱えているのかを知りたいと思っています。

もしかしたら私は、

子どもの頃に欲しかった

「大丈夫?」

「一緒に考えよう」

という言葉を、

今度は誰かに渡そうとしているのかもしれません。

優しさは特別なことではない

今回のテレビを見て改めて感じたことがあります。

優しさは特別な才能ではありません。

誰かが困っている時に、

「大丈夫ですか?」

と言うこと。

「一緒に考えましょう」

と言うこと。

「僕たちも探します」

と言うこと。

その小さな一言が、

誰かの心を救うことがあります。

私もそんな言葉を自然にかけられる人でありたい。

そう思った一日でした。

うえき治療院
植木 秀美

「症状ではなく、状態を整える。」

身体の痛みだけでなく、
その奥にある毎日の過ごし方や心の状態にも寄り添える治療院を目指しています。